女(ひと)と男(ひと)の情報紙(咲くっと)

「咲くっと」は男女共同参画社会の推進・啓発のために町の事業や街の身近な情報を盛り込んだ内容の”住民目線でつくる”情報紙です。男女共同参画ってなんだろう?日々の生活の中で性別における「なんか変だな」と感じることなど素朴な疑問を起点に編集委員が取材をしています。
令和8年度より、これまでの広報紙への折込配布から、町のホームページへの掲載へと掲載方法を変更いたしました。
令和8年度
令和8年8月18日(火曜日)
夏休み子ども体験講座「落ちてくる卵を守る」を取材しました


「落ちてくる卵を守る」――長泉町の夏休み子ども体験講座で、東京理科大学客員教授・沼津工業高等専門学校名誉教授の大津孝佳氏の指導により、小学生たちが挑んだのは、卵を割らずに守る装置づくりです。
冒頭の自己紹介のあと約15分間にわたり、Society5.0(高度に情報化された未来社会)の到来や、これからは創造性・プログラミング・英語の力が求められること、そして創造性は12歳でピークを迎え急落するという説はあるが、やり方次第でいくつまでも伸ばすことができるという話などを一気に紹介しました。実はこの講座、大津氏自身が執筆に携わった特許庁の教材の実践そのものでした(※1)。
子どもたちには、まずは何も知らない状態で、卵を守るアイデアを書き出してもらいました。次に、特許分析から生まれた発想法「TRIZ(トリーズ)」(※2)から絞り込んだ10の発明原理を、一つずつ実物を見せながらじっくり紹介。もう一度アイデアを出してもらうと、その数はなんと4〜6倍に膨らみました。
装置を作る材料は、A4の紙とはさみ、セロハンテープだけ。くしゃくしゃに丸めたり、波板状にしたり、筒を作ったり――アプローチは様々です。保護者と二人三脚で作る子もいれば、同じ机の仲間と力を合わせる子も。最初は見守るだけだった保護者も、いつの間にか我が子の隣で一緒に頭をひねっていました。「毎回新しい発見がある」と、サポート役の学生スタッフも楽しそうです。
模型の卵で試した後、本物の卵を袋に入れて落下実験。衝撃検知装置が「ピピピピピ」と鳴ると「ワー」、鳴らずに成功すると「オー」と、会場は歓声に包まれました。予定の1時間を大幅に超え、最後の一組が終わるまで、みんな夢中でした。最後に、見事に卵を割らずに守る装置を持って、集合写真を撮りました。
参加した保護者からの「家では正解をすぐ求めてしまうが、どんな考えでもいいという投げかけが新鮮だった」という言葉が、この日の空気を物語っています。15分の詰め込み講義も、体験を通して心に染み込んでいったのではないでしょうか。
※1 特許庁「未来を創る授業ガイド」:
http://www.jpo.go.jp/resources/report/kyozai/document/index/2018_05_hint_zentai.pdf
※2 TRIZ:https://http://triz-japan.org/about_TRIZ.html
令和8年8月14日(金曜日)
夏休み子ども体験講座「一日図書館員体験」を取材しました

夏休み中、「一日図書館員体験」が2日に分けて行われ、計14人の児童が参加しました。「本が好きだから」、「図書委員になってみたいから」など、この体験を選んだ理由は様々ですが、ふだんから図書館をよく利用している児童がほとんどで、楽しそうに活動していました。
〇図書館員の仕事の説明
開館中は、カウンター業務、書架の整理など様々な作業があります。それ以外にもレファレンス(調べ物の手伝い)や本の修理の仕事もあるそうです。「借りた本が破損したときは、専用テープで直すので、自分で直さずに図書館の人に渡してください。」という注意にみんな真剣にうなずいていました。
〇おはなし会(紙芝居)の体験
4人ずつのグループに分かれ協力して1つの紙芝居をやりました。みんなに聞こえるように大きい声で読む、会話部分と地の文は間を空けると分かりやすいなど、注意されたことに気をつけながら練習していました。本番では上手に読むことができました。練習をしながら、「知らなかった子と仲良くなれて良かった」と言う声が聞かれました。
〇カウンター業務の体験
本の貸し出し、返却の仕事を体験しました。利用者に「ありがとう。」と言われて嬉しかった、カウンターの仕事は楽しかったという感想が多かったです。
司書の方から、「図書館の仕事は力を要する作業が少ないため、性別による違いを意識することはありません。本と人とを繋ぐ仕事はやりがいがあります。」と、大好きな本をたくさん読んで欲しいという熱意が伝わってきました。参加した児童にとって、体験を通して感じた楽しさや大変さは、自分の好きなことや得意なことに気づく、いいきっかけになると感じました。
令和8年7月20日(月曜日)
涼しい室内で楽しく運動!薄原上区(すすきはらかみく)の公民館で開かれた「地域セミナー eスポーツの会」を取材しました


住民が気軽に集い、学び、交流できる場として各地で親しまれている「地域セミナー」。今回は、薄原上区の公民館で開催された「eスポーツの会」を取材しました!
この日行われていたのは、体を動かして遊ぶボウリングのゲームです。最初は操作に苦戦する様子も見られましたが、慣れてくるとみなさんスムーズにプレイできるようになっていました。時間が経つにつれて、参加者同士で「もう一回ストライクを狙おう!」「ここは丁寧にね」と声をかけ合う姿が見られます。操作で迷っている方がいると、主催者がいなくても自然と助け合って進めているのが印象的でした。見事ストライクが決まると大きな歓声が上がり、プレイしている人も応援している人も一緒に盛り上がっていて、まるで本物のボウリング場にいるような熱気に包まれていました。
記者自身もボウリング体験に参加させていただきました。実際のボールのような重さはありませんが、正しいフォームで膝を曲げ、しっかりと腕を振らないとゲーム結果に反映されないため、想像以上に良い運動になります。取材した日は真夏日でしたが、涼しい室内で汗をかきすぎずに体を動かせるのは大きなメリットだと実感しました。「運動しなきゃ」と無理をすることなく、楽しんでいるうちに自然と体を動かしていることこそが、このeスポーツ体験の一番の魅力です。
薄原上区では、eスポーツに加えて、これまでもデジタル技術を活用した活動がとても活発に行われています。スマホ教室やAI教室などが開かれており、スマホ教室には高校生を講師役として招くなど、地域全体を巻き込む工夫がされています。どの教室も基本操作を学んだあとは参加者同士で教え合う仕組みになっており、身につけた知識を日常で活かせる工夫が凝らされています。
さらに、隣接する自治会と協力して文化祭のような大きなイベントを実現したり、子供会と連携して放課後に公民館を子どもたちの遊び場として開放したりと、世代を超えた交流も広がっています。こうした毎月の活動の様子は報告書としてまとめられ、地域内で回覧されています。「誰がどんな活動をしているか」が自然と伝わることで、「次は自分も参加してみようかな」と地域住民が気軽に一歩を踏み出すきっかけになっています。
地域のつながりと笑顔が生まれる薄原上区の取り組み。気になる活動があれば、ぜひみなさんも気軽に覗いてみてくださいね!
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更新日:2026年09月03日