長泉町の商業

更新日:2024年04月01日

概要

長泉町の商業のグラフ

長泉町の商業は、飲食料品の小売業を中心とした小規模な店舗が大半を占めていますが、近年、モータリゼーションの進展や消費者ニーズの多様化、近隣市町や町内における郊外型大型店の相次ぐ進出などにより、町の商業を取り巻く環境は大きく変化しています。

2007年の商業統計調査によると、町内の年間販売額は959億円、従業者数は2,673人、事業所数(卸売・小売)は348店となっており、10年前の1997年と比べると、年間販売額は13.1%減、従業者数は1.6%増、事業所数は6.5%減となっています。

JR下土狩駅周辺の状況

下土狩駅前通り商店街を含む駅周辺は、身近でなじみのある商店として地域の人々の生活を支えてきましたが、近年、消費者の価値観の多様化や町内外への大型小売店舗の出店などで商業環境が大きく変化するとともに、集客力が落ちてきており、商店が住宅化したり空き店舗が目立つようになっています。

そのため、消費者のニーズを常にとらえ、大型店にはないこだわりや独自性を打ち出した商品・サービスの販売をこころがけるとともに、町の顔となるようなハード・ソフト対策や経営者の資質向上、後継者の育成が急務となっています。

消費動向

長泉町商工会地区の購買図

2000年および2006年の「消費動向調査」の結果を比較すると、町内での雑貨品の購入に関しては横ばい、食料品・贈答品については微増となっています。大きく改善されたのは、身の回り品(薬・化粧品等)で、その背景としては、大型のフランチャイズドラッグストアーの出店が、相次いだことが影響していると思われます。逆に悪化しているのは、文化品・衣料品で、その要因としては、増加している若い住民層に好まれるような商品や品揃えの多い店舗が少ないために消費者が町外に流出しているものと思われます。

また近年では、カタログ通販やネットショッピングの利用も多くなってきており、特に流行物については、そのような傾向が強く見受けられます。

大規模小売店舗

店舗の施設内容
大規模小売店舗の名称 店舗面積(平方メートル) 開店(年) 主な小売業者
長泉ショッピングセンター 2,404 1989年 マックスバリュエクスプレス長泉店、Seria生活良品長泉店
ショッピングプラザ長泉 2,958 1992年 エスポット長泉店
カインズホーム長泉店 3,066 1993年 カインズホーム長泉店
ジャンボスポーピアシラトリ長泉バイパス店 2,832 1995年 ジャンボスポーピアシラトリ長泉バイパス店
ウェルディ長泉 8,139 1999年 トイザらス長泉店、ハックドラッグウェルディ長泉店
コープ桜づつみ店 1,415 2000年 コープしずおか桜づつみ店
マックスバリュ長泉町竹原店 1,965 2009年 マックスバリュ長泉町竹原店
マックスバリュ長泉中土狩店 1,669 2011年 マックスバリュ長泉中土狩店
ウェルディ長泉

ウェルディ長泉

カインズホーム長泉店

カインズホーム長泉店

ショッピングプラザ長泉

ショッピングプラザ長泉

長泉ショッピングセンター

長泉ショッピングセンター

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静岡県駿東郡長泉町中土狩828
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