事業者は、利用者が安心して介護保険サービスの利用ができるように事故発生時の対応を定める必要があります。

事業者は、介護保険サービスの提供によって事故が発生した場合は、利用者の家族に連絡を行う等の必要な措置を講ずるとともに、事故の状況や事故に際してとった処置について記録してください。また、長泉町(保険者)に対して遅滞なく報告を行ってください。なお、事故報告書の提出はメールまたは郵送、持参により提出してください。

事業者の責任の有無にかかわらず、下記に該当する場合は報告が必要です。

1. サービス提供中による利用者の怪我または死亡事故の発生
   サービス提供中には、送迎や通院介助中の場合なども含みます。また、利用者が事業所内にいる場合もサービス提供中に含まれるものとします。
   怪我の程度については、医療機関の受診を要したものを原則とします。
   利用者が病気等で死亡した場合であっても、死因等に疑念が生じる可能性がある場合は報告をお願いします。
   長泉町への事故報告後であっても、利用者が事故による怪我が原因で後日死亡した場合は、事業者は再度報告を行ってください。

2. 利用者が徘徊等で所在が不明になった場合
   速やかに周辺や心当たりのある場所を探してください。それでも見つからず、外部へ捜査の協力を求めた場合は長泉町へ報告してください。

3. 薬の取り違えや過剰摂取等、薬に関する事故が発生した場合
   医師の診断が必要とされる場合に報告してください。

4. その他報告が必要と認められる場合
   事故報告書の提出までに時間を要する場合は、電話等にて第1報をお願いします。