認知症初期集中支援チーム
認知症になっても本人の意思が尊重され、できる限り住み慣れた地域のよい環境で暮らし続けられるよう、認知症の人やその家族に早期に関わる「認知症初期集中支援チーム」を設置しました。
認知症初期集中支援チームとは
認知症初期集中支援チームは、医師および医療と介護の専門職からなり、認知症が疑われる方や認知症で適切な医療や介護のサービスを利用できていない方に対し支援をします。対象の方を訪問し、適切なサービスが利用できるよう、6か月を目安に集中的にサポートします。

対象者
ご自宅で生活をしている40歳以上の認知症が疑われる方または認知症の方で、次のいずれかに該当する方
- 医療サービス若しくは介護サービスを受けていない又は中断している
- 医療サービス又は介護サービスを受けているが、認知症の行動及び心理状況が顕著なため、対応に苦慮している
支援の内容
- 適切な医療機関の専門医受診にむけた動機づけを行い、継続的な支援につなげる
- 介護サービスの利用の勧奨・誘導を行う
- 認知症重症度に応じた助言
- 身体を整えるケア
- 生活環境の改善 等
まずは、地域包括支援センターにご相談ください
認知症初期集中支援チームは、地域包括支援センターから連絡を受けて、かかりつけ医や専門医などと連携しながら、医療や介護保険サービスなど適切な支援につないでいきます。
心配ごとや困りごとがありましたら、地域包括支援センターにご相談ください。
更新日:2024年04月01日