令和3年度 税に関する作品
沼津駿東地区納税貯蓄組合総連合会では、租税教育活動の一環として毎年「税に関する作品」を、小学生はポスターと習字、中学生は作文の募集を行っています。
令和3年度は全体で4,305点、長泉町だけでも929点もの作品の応募をいただきました。
今年度、長泉町から総連合会へ推薦された優秀作品をご紹介いたします。
なお、作文はスペースの都合により長泉町からの最優秀作品のみのご紹介となります。(敬称略)

北小学校 6年 平川誠也

南小学校 6年 齊藤羽美

南小学校 6年 前田彩音

南小学校 6年 小津孝太朗

長泉小学校 6年 秦彩葉

南小学校 6年 内田帆香

北小学校 6年 渡邉姫花

南小学校 6年 戸坂愛梨

長泉小学校 6年 椎田理歩

南小学校 6年 岡崎陽菜

南小学校 6年 廣田大祐

北小学校 6年 大滝桔平

長泉小学校 6年 松永理愛

南小学校 6年 大沼慶汰
税に関する作文 沼津税務署長賞
税による支え合いの輪 長泉町立長泉中学校2年6組小濱千咲
「お会計しなくていいの?」
「町がお金を出してくれているから、子どもの医療費は無料だよ。」
先月、肌が荒れて病院に行った。二か月分の薬を受け取った時に、ふと母に聞いた。町の税金のおかげで医療費が支援されているのは、前々から知っていたが、このたくさんの薬にも、1円も払わなくて良いのかと改めて驚いた。もし税金がなければ、この日の診察代も薬代もすべて支払わなければならない。税金があるからこそ、安心して医療を受けることができるのだと思った。
他にも税金はどんなところで役立てられているのか、気になって調べてみた。例えば教育費。「これからの日本を担う皆さんへの期待を込め、税金によって無償で支給されています。」どの教科書にも書いてあった。私だけでなく、全国の小・中学生が無償で教育を受けることができる。他にも、町の公共施設の利用や道路整備、現在は新型コロナウイルス感染症のワクチンも全員が税金により無償で受けることができているということを知った。
私の父は何年か前に腹痛により救急車で運ばれた。夜中だったので、私もあまり覚えていないが、救急車が来てくれたおかげで、父は少しでも早く病院に行き治療を受けることができた。こうやって誰もが公平に救急車を税金で使うことができて、税金は良い仕組みだと思う。救急車が税金によって支援されていなければ、お金のある人だけが助かる世の中になってしまう。救急車だけでなく、税金によるたくさんの支えで、誰かの命を救うことにもつながっているかもしれない。
私は、税金はお互いの支え合いだと思う。税金を支払うことで誰かを助けたり、誰かの心の支えになったりする。また、自分もみんなの税金で支えられて生きている。誰もが公平に税金による支援を受けることができることは、すばらしいと思う。お互いに手を差し伸べあって、補い合う。税金に支えられているからこそ、みんなが安心して暮らすことができる理想の形に近づいていくことができると思う。改めて税金は大事ということを私は学ぶことができた。
これからも、私は税の大切さを忘れず、日頃から感謝したいと思う。誰かの税によってこうやって医療を受けることができていることを感じたり、誰かの税によって教育費が支援されていることにありがたみを感じながらもっと勉強も頑張りたい。そして、今たくさんの税に支えられているように、私も将来、誰かを税によって支えたい。みんなで税による支え合いの輪を広げ、誰もが手を差し伸べ合えるような未来がこれからも続いていくことを私は強く願っている。
更新日:2024年04月01日