平成22年度 主要事業一覧

更新日:2024年04月01日

1 さわやかで、安全・安心なまちづくり~生活環境

(1)安全な生活環境をつくる

  • 歩行者空間整備事業(新規) 121,000千円 (土木費-工事管理課)
    歩行者等の安全な通行を確保するため、重点施策の一つとして歩道の段差解消を実施し、思いやり施策を推進します。今年度は、町道竹原本宿線の歩道の段差等を解消します。
  • 資機材等管理事業(防災管理図作成業務)(新規) 3,000千円 (総務費-防災対策室)
    災害の事前対策や応急対策に迅速に対応するため、町内の災害危険箇所など防災情報を集約した防災管理図を作成します。
  • 生活道路等整備事業(橋梁長寿命化修繕計画に伴う点検業務)(新規) 4,000千円 (土木費-工事管理課)
    町が管理する今後老朽化する道路橋の増大に対応するための橋梁長寿命化修繕計画を策定するに当たり、今年度は、事前調査である橋梁点検作業を実施します。

(2)さわやかな生活環境をつくる

  • 環境基本計画策定事業(新規) 5,000千円 (衛生費-産業環境課)
    環境の保全に関する施策を総合的かつ計画的に推進するため、環境施策の基本的方向性等を示し、町・町民・事業者の取組を明確にすることを目的とした環境基本計画の策定に着手します。
  • 住宅用新・省エネルギーシステム設置費補助金(拡充) 3,600千円 (衛生費-産業環境課)
    環境への負担が少ないエネルギーの利用を促進し、地球温暖化の防止及び環境の保全を図るため、太陽光発電システム、太陽熱高度利用システム又は高効率給湯器を設置した者に対して補助金を交付します。

2 ささえあい、笑顔があふれるまちづくり~福祉・保健・医療

(1)健康をささえる保健医療の充実

  • 成人・老人予防接種事業 20,949千円 (衛生費-健康増進課)
    高齢者等に予防接種を行うことで免疫を獲得させ、感染症の発病と蔓延を予防します。今年度は、高齢者のインフルエンザ予防接種予定者(65歳以上)を 4,500人(前年度 4,020人)、肺炎球菌予防接種予定者(70歳以上)を 500人(前年度 300人)それぞれ見込みました。
  • 新型インフルエンザ予防接種事業 1,000千円 (衛生費-健康増進課)
    昨年度から新型インフルエンザの流行が懸念されている中、発症による重症化を防ぐため、新型インフルエンザの予防接種者に対し接種費用を助成します。
  • 健康づくり推進事業費 5,899千円 (衛生費-健康増進課)
    家庭や地域、学校、職場、関係機関・団体、行政が連携し、生涯を通じてすべての町民が安心して健やかに生活を営む健康のまちづくりを目指す指針として健康増進計画(健康ながいずみ21)の策定と地域健康づくり事業・食育推進事業・歯科保健事業等の各種健康事業を実施し、健康なまちづくりの総合的な推進を図ります。
  • 生活習慣病健康診査事業費(拡充) 143,554千円 (衛生費-健康増進課)
    がん検診等の生活習慣病健診を実施し、早期発見・早期治療に努めます。また、歯周疾患検診の公費負担対象を拡充(20・25・30・35歳の節目の年齢を追加)し、若年層からの歯周疾患への必要性の意識付けを行い、女性特有のがん(子宮がん・乳がん)検診については、特定の世代に対し受診費用を免除することにより受診率の向上と早期発見を図ります。
  • 母子健康教育事業費(拡充) 1,340千円 (衛生費-健康増進課)
    母子の健康保持と健康増進を図るため、こんにちは赤ちゃん教室・子育て離乳食教室・7か月育児教室(年間6回を12回に拡充)・ブックスタート事業・幼児食教室を開催し、育児等に必要な知識と実施方法を学ぶ場を提供します。
  • 母子健康相談事業費(拡充) 1,622千円 (衛生費-健康増進課)
    育児への不安の軽減や心配事の解決を図るため、乳幼児健康相談・ことばの教室・のびのび親子教室(月1回を2回に拡充)を開催し、母親同士の情報交換・交流の場を提供します。
  • 救急医療推進費(新規) 636千円 (衛生費-健康増進課)
    小児を抱える家族の不安を解消するため、保護者への啓発講演会の開催や救急時対応のパンフレットを作成することにより、小児救急の医療体制の充実を図ります。

(2)ささえあう福祉社会の構成

  • 子ども手当事業(新規) 963,377千円 (民生費-こども育成課)
    義務教育が終わる中学校修了までの間にある子どもを養育している保護者等に手当を支給し、子どもの養育にかかる経済的負担の軽減と次代を担う児童の健全な育成と資質の向上を図ります。
  • 家族介護者交流事業(新規) 1,050千円 (民生費-介護保険室)
    在宅で介護する家族を対象に、介護技術の取得や交流の場を提供するとともに、音楽鑑賞や食事会を通じて介護者の精神的負担の軽減を図ります。
  • 重度心身障害者(児)医療費助成事業(拡充) 55,916千円 (民生費-福祉保険課)
    重度障害者の医療費の負担軽減を図るため、従来の助成対象に加え、昨年度からは、療育手帳B判定・精神障害者手帳1・2級所持者を助成対象とし、今年度からは、肝機能障害が障害者に加わることから助成対象を拡大し障害者福祉を推進します。
  • 障害者施設整備事業(新規) 1,457千円 (民生費-福祉保険課)
    重症心身障害者(児)のための医療行為を伴う通所施設を駿東田方圏域内(沼津市)に建設するための費用の一部を負担します。
  • 放課後児童会臨時職員管理費(拡充) 39,293千円 (民生費-こども育成課)
    今年度から、各小学校区の放課後児童会において、特別支援学級に通学する児童を受入れるため、障害児対応指導員を増員し児童の健全な育成を図ります。
  • 認可外保育施設利用者助成金(新規) 6,375千円 (民生費-こども育成課)
    保育需要の増加に伴い、認可外保育施設を利用する世帯が増加している中、認可保育施設利用世帯に比べ、認可外保育施設利用世帯の経済的負担が大きくなっていることから、利用料の一部を助成し、子育て世帯及び就労世帯への保育サービスの充実を図ります。

3 ともにいきる、心豊かなまちづくり~教育・文化・交流

(1)学校教育の充実

  • 私立幼稚園第3子以降保育料負担軽減助成金(新規) 2,531千円 (教育費-こども育成課)
    町内の私立幼稚園に通園する園児の世帯に対して、第3子以降の保育料を軽減するため、公立幼稚園保育料相当額を助成し、子育て世帯への保育サービスの充実を図ります。
  • 特別支援教育活動費(拡充) 33,813千円 (教育費-こども育成課)
    障害を持つ児童生徒の増加及び障害の多様化に対応するため、各小学校に特別支援学級補助員及び特別支援教育補助員を、各中学校に特別支援教育指導員をそれぞれ配置し、更に、特別支援教育専門員による幼・保・小・中学校への巡回指導・相談等を実施し、学校教育の充実を図ります。今年度は、対象児童生徒数の増加が見込まれることから、長泉小学校に特別支援学級補助員を、各中学校に特別支援教育指導員をそれぞれ1名ずつ増員し、きめ細かな支援を実施します。
  • 除去食対応給食事業(新規) 15,902千円 (教育費-学校給食センター)
    食物アレルギーを持つ児童生徒の増加及びアレルギーの多様化に対応するため、アレルギーの原因となる食材を除去した給食を提供し、安全・安心な学校給食を目指します。
  • 地場産品購入費(拡充) 4,755千円 (教育費-学校給食センター)
    昨年度は、「長泉の日」として町の特産物であるあしたか牛、白葱、大和芋、四つ溝柿などの食材を中心とした給食日を1日設定したが、今年度は、「長泉の日」を5日間に拡充して更なる地産地消の推進及び食育の充実を図ります。

(2)生涯学習社会の形成

  • グラウンド施設等整備事業(拡充) 453,672千円 (教育費-健康増進課)
    健康拠点施設整備地内に中土狩グラウンドの代替機能を有する新グラウンドを昨年度に引き続き整備するほか、ミニ運動場及び駐車場を整備します。
  • 多目的屋内健康施設整備事業(拡充) 77,000千円 (教育費-健康増進課)
    健康拠点施設整備地内に健康づくりを通じた交流や憩いの場として機能する多目的屋内健康施設を整備するため、基本設計及び実施設計を行います。
  • 地域文庫活動費補助金(新規) 855千円 (教育費-町民図書館)
    地域において図書資料等の利用を無償にて実施する地域文庫に対して、その活動を支援し、地域文庫の活動が安定的かつ継続的に行われることによる児童の読書活動の推進を図ります。
  • スポーツ振興基本計画策定事業(新規) 855千円 (教育費-町民図書館)
    地域において図書資料等の利用を無償にて実施する地域文庫に対して、その活動を支援し、地域文庫の活動が安定的かつ継続的に行われることによる児童の読書活動の推進を図ります。

(3)心を豊かにする交流支援

  • 国際交流協会補助金 4,500千円 (総務費-行政課)
    教育、文化、体育、観光、経済、ホームステイ等の交流を通して、ニュジーランド国ワンガヌイ市との相互理解を深め両者間の友好親善を推進をするための活動費を補助します。

(4)男女共同参画社会の形成

  • 男女共同参画事業(拡充) 2,724千円 (教育費-生涯学習課)
    男女共同参画社会の実現のために講演会や講座の開催、情報誌「咲くっと」の発行など、男女の意識改革を図ります。今年度は、平成15年度に策定した男女共同参画プランが平成22年度で計画期間が終了するため、基本施策及び指標・目標値の見直しを行い新たなプランを策定します。

4 快適で、機能的なまちづくり~都市基盤

(1)秩序ある土地利用

  • 地籍調査事業 10,683千円 (農林水産業費-建設計画課)
    地籍調査未了地域の地籍調査及び地図不一致箇所の再調査を進め、土地境界の明確化を図るとともに公共基準点を設置し、公共事業・都市開発事業・不動産登記業務等に伴う測量作業の効率化と円滑化を図ります。本年度は、竹原3地区の地籍調査を進めます。

(2)交通ネットワークの整備

  • 町道243号線改良事業費(新規) 77,113千円 (土木費-建設計画課)
    中土狩地内の町道 243号線は、車両の通行量が増加する一方、道路幅が狭く南下する車両の信号待ちが変則であることから、道路の拡幅工事を行い車両等が安心して通行できるよう道路整備を図ります。
  • 城山尾尻線改良事業 77,179千円 (土木費-工事管理課)
    城山尾尻線の下長窪公会堂交差点から城山神社前交差点まので間の未整備区間を整備し、年度内の事業完了を目指すとともに、歩行者等の安全確保を図ります。
  • 下土狩駅バリアフリー化調査業務(新規) 20,000千円 (土木費-建設計画課)
    障害者や高齢者などが安心して駅を利用できるよう、JR御殿場線下土狩駅にエレべーターを設置するための調査を実施し、下土狩駅のバリアフリー化を推進します。
  • 都市計画マスタープラン策定等事業 10,000千円 (土木費-建設計画課)
    昨年度は、既存計画の見直し行うための準備として、住民意向調査の分析、既存計画の検証及び全体構想の策定準備を行い、今年度は、町の将来像を見通した具体的な都市計画の指針となる都市計画マスタープランの本策定に着手します。
  • 都市計画道路池田柊線事業 469,077千円 (土木費-建設計画課)
    都市計画道路池田柊線の第一工区が完了し、第二工区として都市計画道路中土狩竹原線から都市計画道路高田上土狩線までの区間の用地取得と物件補償を行い、早期整備を目指します。

(3)うるおいのある居住環境

  • 生活道路等整備事業(黄瀬川遊歩道整備事業) 5,000千円 (土木費-建設計画課)
    黄瀬川沿いをウォーキングロードとして整備し、町民の健康づくりの場として活用できるよう県と事業の推進を図って行きます。今年度は、測量設計業務を実施します。
  • 上長窪広場整備事業(拡充) 94,000千円 (土木費-建設計画課)
    北部地域のスポーツ及びコミュニティ広場として利用されている上長窪広場が都市計画道路片浜池田線整備により廃止されることから、東駿河湾環状道路の高架下を含む上長窪地先に広場を整備します。
  • 広場整備事業費 116,600千円 (土木費-建設計画課)
    町民の憩いの場として町内に広場を設置するため、今年度は、東駿河湾環状道路の納米里高架下を利用した納米里多目的広場を整備するための測量設計業務のほか、他地区での広場設置に向けた用地取得を行っていきます。

5 いきいきとして、魅力あるまちづくり~産業振興

(1)活力ある産業の振興

  • 緊急雇用創出事業 17,591千円
    雇用情勢の悪化を受け、地域の求職者等の雇用機会を創出するため次の事業に取り組みます。
    • 町税等収納対策促進事業 17,591千円
      景気後退の影響等により落ち込んでいる町税等の収納強化を図るため、未納者への催告書・実態調査等の発送、口座振替の促進等の業務。
    • 道路付属施設(区画線)調査事業 5,753千円 (総務費-産業環境課)
      道路付属施設である区画線の管理を徹底するため、町内の区画線の状況を調査し、資料を作成する業務。
    • 伊豆縦貫道側道(町道)除草業務 7,748千円 (土木費-工事管理課)
      伊豆縦貫道側道の草刈等の清掃業務。
    • 臨時職員の雇用に要する経費 2,045千円 (総務費-企画財政課)
      町制施行50周年記念事業を開催するため、各所属を横断的に補助する業務。
  • 小口資金融資利子補給事業 25,000千円 (商工費-産業環境課)
    町内小規模事業者が産業の維持発展に資するため、設備資金・運転資金などの小口資金の融資に伴う利子の一部を補助することにより、低利の融資を実現し経営安定化を図ります。

(2)地域資源を生かす観光の育成

  • 長泉わくわく祭り運営事業 18,000千円 (商工費-産業環境課)
    町の産業振興とにぎわいの創造を目的に住民、企業、行政の協働による「長泉わくわく祭り」を8月に開催します。

6 わかりやすい、みんなでのまちづくり~計画の推進

(1)情報化の推進

  • 情報管理事業(新住民情報システム構築業務)(新規) 72,500千円 (総務費-企画財政課)
    住民情報システム及び内部情報システムの維持管理を行うとともに、今年度は、2011年9月にリース満了となる現行住民情報システムに替わり、改正法対応や住民の利便性に資する自動交付機・コンビニ収納の導入が行いやすい新システムの構築作業を実施します。

(2)協働によるまちづくり

  • 町制50周年記念事業(新規) 30,000千円 (総務費-企画財政課)
    2010年4月1日に町制施行50周年を迎えるに当たり、秋に記念式典及び祝賀会を開催するほか、年間を通じたPR活動を行い町全体で50周年を祝います。(下記事業を除く。)
    • 福祉健康まつり事業(事業拡充) 1,000千円 (民生費-福祉保険課)
    • 敬老会事業(記念品配布) 900千円 (民生費-介護保険室)
    • 長泉町産業祭事業(2日間に拡大) 9,000千円 (農林水産費-産業環境課)
    • さくらフェスタ事業(事業拡充) 100千円 (商工費-産業環
    • 教育振興事業(記念イベント開催(小学校)) 3,000千円 (教育費-こども育成課)
    • 文化センター自主事業(記念文化講演会開催) 2,000千円 (教育費-文化センター)
    • スポーツ大会事業(記念イベント開催) 1,000千円 (教育費-健康増進課)

(3)計画行政の推進

  • 総合計画策定事業 6,810千円 (総務費-企画財政課)
    総合計画は、地方自治法の規定に基づき、今後10年間の行政運営の方向性を示すものであり、環境・福祉・教育・産業・都市計画など全ての分野において町の最上位計画となり、今回策定する「第4次長泉町総合計画」は、平成32年度を目標年次とし、一層の効率的な行政運営のための指針とします。

この記事に関するお問い合わせ先

企画財政課 財務契約チーム

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静岡県駿東郡長泉町中土狩828
電話番号 :055-989-5503 ファックス :055-989-5585
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