『最も小さな公園』Smallest Parkとして世界記録に認定
“ギネス世界記録™町おこし日本”に挑戦

町では、1988(昭和63年)年に都市計画道路整備の余剰地に歩行者の休憩場所として1人用のベンチと植栽などを配置した自称「世界一小さな公園」を元職員の下山和則氏の考案で設置したことが始まりでした。
たびたびメディア等で紹介されることもありましたが、遊び心として受け流して来ました。しかしながら、地元の人たちからも道案内のシンボルとして親しまれ、「ギネス認定しないの」と町民が期待する声に背中を押され、30数年の年月を経て、“ギネス世界記録™町おこし日本”に挑戦することになりました。
初めての快挙


長泉町から世界記録の誕生を期待し、令和6年12月に都市公園条例に基づく正式な公園として公示し、登録費用を寄附金などで賄い、2人の証人立ち合いのもと、測量作業をすすめ、ギネス世界記録へ申請しました。
ついに2024(令和6年)年12月25日、町で初めての快挙を達成しました。令和6年2月25日(火曜日)、世界記録認定授与式を開催し、「ギネス世界記録公式認定員 藤渕文香」さんから公式認定書を受理いたしました。
今後は、町の誇りの一つとして大切に管理し、皆様から愛され、世界に誇れる公園として後世に伝えていきます。

記録名:Smallest Park「最も小さな公園」
記録:0.24平方メートル
認定日:2024年(令和6年)12月25日
公式認定員 藤渕文香さまからのメッセージ
“自称”だった「世界一小さな公園」が世界記録として認められるためには、
1. 国や地方自治体の法令に基づくこと 2. 最低5年間の存続 3. 第三者立ち会いが条件でした。
公園を測定した結果、面積は世界最小の0.24平方メートルと認められ、これまでの世界一は、長泉町より0.05平方メートル大きい米・オレゴン州の「ミル・エンズ公園」でした。「見事、世界一の称号を手にされ、この偉業を世界ギネス記録として、この場所から世界に発信できることが大変光栄です」と称えていただきました。


ギネス世界記録™についてのご紹介
「ヨーロッパで最も速く飛ぶ狩猟鳥はどれか?」・・・この問いをきっかけに、1955年にギネス世界記録が設立されたそうです。スポーツクラブの陸上にある一室で世界一をまとめた1冊の書籍として産声をあげたギネス世界記録は、現在、ロンドンに本社を置き、ニューヨーク、東京、北京、ドバイにオフィスがある世界的なブランドへと成長されています。今では書籍のみならず、テレビ、デジタルプラットフォーム、イベントなどあらゆるメディアを通じて、世界一の情報を発信しています。また挑戦を通したプロモーションプランニングを行っており、ブランド構築や顧客エンゲージメントなどに使用されています。
ギネス世界記録が目的としているのは、世界をよりおもしろく、楽しく、ポジティブな場所にすることで、日本オフィスは2010年に開設され、日本語での申請受付や、「町おこしニッポン」などのプロジェクトを展開されています。

更新日:2025年04月08日