高齢者虐待かな?と思ったら相談窓口へ

更新日:2024年04月01日

平成18年4月1日に「高齢者虐待の防止、高齢者の養護者に対する支援等に関する法律(高齢者虐待防止法)」が施行されました。高齢者虐待防止法では、虐待に気づいた人は、市町村に通報する義務があることが定められています。高齢者虐待の早期発見には、高齢者の身近にいる方の「気づき」が非常に重要です。

高齢者虐待の種類

高齢者虐待には主に5つの種類があります
虐待の種類

内容

身体的虐待

暴力的な行為等で、身体に傷やあざ、痛みを与える行為や外部との接触を意図的、継続的に遮断する行為

・平手打ちをする、つねる、殴る、蹴る、本人に向かって物を投げる

・身体を拘束する、身体を抑制する など

介護、世話の放棄、放任(ネグレクト)

意図的であるか否かを問わず、介護や生活の世話を行っている者が、その提供を放棄し、高齢者の生活環境や、高齢者自身の身体、精神的な状態を悪化させていること

・水分や食事を十分に与えない

・ゴミを放置したり、冷暖房を使わせなかったりなど、劣悪な環境で生活をさせる

・必要な医療や介護保険サービスを制限し、使わせない など

心理的虐待

脅しや侮辱などの言葉や威圧的な態度、無視、嫌がらせ等によって、精神的な苦痛を与えること

・排泄の失敗や食べこぼし等を嘲笑したり、人前で話し高齢者に恥をかかせる

・怒鳴る、罵る、悪口を言う など

性的虐待

本人との間で合意形成されていない、あらゆる形態の性的な行為又はその強要

・排泄の失敗に対して懲罰的に下半身を裸にして放置する

・わいせつな映像や写真を見せる など

経済的虐待

本人の合意なしに財産や金銭を使用したり、本人の希望する金銭の使用を理由なく制限したりすること

・日常生活に必要な金銭を渡さない、使わせない

・年金や預貯金を無断で使用する など

 

高齢者虐待に関する相談窓口

虐待を早期に発見し、深刻な事態を防ぐためには、高齢者や介護者への地域の温かい見守りや支え合い、介護や認知症への正しい理解が必要です。虐待を受けていると思われる高齢者を発見した場合や、介護についての相談がありましたら、お近くの地域包括支援センターにご相談ください。
  相談窓口 所在地 電話 担当地区
1

長泉町役場 長寿介護課

(高齢者支援チーム)

〒411-8668

長泉町中土狩828

989-5537 全域
2 長泉北地域包括支援センター

〒411-0934

長泉町下長窪781-1

941-5335

北部圏域

(原則として長泉北中学校区)

3 長泉南地域包括支援センター

〒411-0943

長泉町下土狩457-2

999-2121

南部圏域

(原則として長泉中学校区)

 

この記事に関するお問い合わせ先

長寿介護課 高齢者支援チーム

〒411-8668
静岡県駿東郡長泉町中土狩828
電話番号:055-989-5537 ファックス :055-989-5515
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