介護予防・見つけましょう!あなたの生活機能低下のサイン

更新日:2024年04月01日

年とともに現れる老化は、ある程度しかたがないことだと思っていませんか。
しかたがないことだとそのまま放っておけば生活に支障が出たり、外出したくない気持ちになったり、趣味を楽しむ意欲もなくなって気がつけば体の機能が弱まり、生活の質も低下していることが多々あります。
年だからと思わず、普段気が付かないちょっとした生活機能低下のサインを見逃さないで、早めに対応していくことが大切です。

普段の生活・ちょっとの気づき

  1. 筋力アップと転ばない工夫
    ・階段を手すりや壁を伝わらずに昇っていますか
    ・椅子に座った状態から何もつかまらずに立ち上がっていますか
    ・15分ほど続けて歩いていますか
    ・この1年間転んだことがありますか
    ・転倒に対する不安は多いですか

  2. バランスよく食べること
    ・6ヶ月間で2~3キログラム以上の体重減少はありましたか
    ・規則的に3食食べていますか

  3. 口の機能を維持する為に
    ・半年前に比べて堅いものが食べにくくなりましたか
    ・お茶や汁物等でむせることがありますか
    ・口の渇きが気になりますか

  4. 家から外に出かけましょう
    ・週に1回以上は外出していますか
    ・昨年と比べて外出の回数が減っていますか

  5. 記憶力の低下を防ぎましょう
    ・周りの人からいつも同じ事を聞くなど物忘れがあるといわれますか
    ・自分で電話番号を調べて電話をかけることをしていますか
    ・今日が何月何日かわからないときがありますか

  6. こころの健康を保つには
    ここ2週間の様子を考えてみましょう。
    ・毎日の生活に充実感がない
    ・これまで楽しんでやれたことが楽しめなくなった
    ・以前は楽にできたことが今ではおっくうに感じられる
    ・わけもなく疲れたような感じがする

自宅でできる介護予防

  1. 筋力アップと転ばない工夫(運動機能の向上)
    筋力低下による転倒から今までできていた生活が送れなくなることも少なくありません。筋力アップの体操を行い、転倒を予防しましょう。
    筋力アップの体操(GIF:179.1KB)

  2. バランスよく食べること(低栄養の予防)
    加齢に伴ってあまり空腹感を覚えなくなっていくため、食が細くなり栄養不良となり、体調がすぐれなくなることがあります。低栄養は老化を加速させる為、偏食をなくしてバランスのよい食生活を心がけましょう。

  3. 口の機能を維持するために(口腔機能の向上)
    歯の数が減ったり、飲み込む機能が衰えると栄養が取れなくなったり、口の中の細菌も繁殖しやすい状況となります。口腔機能の低下は体調に影響しやすいので、口腔ケアに毎日心がけましょう。
    口腔内のお手入れ(GIF:144.1KB)

  4. 家から外に出かけましょう(閉じこもりの予防)
    体を動かさず一日家にこもってばかりでは足腰の筋力が衰え、食欲も低下し、やがて寝たきりにもつながります。外出する習慣をつけたり、地域の活動に参加したり、行動範囲を広げるようにしましょう。

  5. 記憶の低下を防ぎましょう(認知症の予防)
    健康な脳を保つ秘訣は毎日の生活にあります。 健康なからだづくりを心がけたり、読書や新聞を読むといった知的活動を始め、人つきあいも増やし、趣味のサークルやボランティアなどに参加して活動的な毎日を過ごしましょう。
    詳しくは下記の各リンクをご覧ください。
    生涯学習課
    生きがいづくり推進

  6. こころの健康を保つために(うつ病の予防)
    社会や家庭での役割、体力を失いやすい年齢のため、だれもが「うつ」状態になりやすい時期です。生活リズムを守り、充分な休養や、仕事や家事の負担を分散したり減らしたりしてみましょう。また、つらい気持ちを家族や友人に話してみることもひとつの方法です。

この記事に関するお問い合わせ先

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