交通安全対策

更新日:2024年04月15日

長泉町は、急速な道路交通網の発展により便利な生活環境が整備されつつありますが、道路整備により、車のスピードは加速し園児や児童、高齢者などの交通弱者の危険は増すばかりです。長泉町では、自治会の協力を経て交通安全施設の整備や施設点検等を行い、静岡県交通安全協会の交通安全指導員と長泉町交通指導員による交通安全教育活動を実施しています。その他にも、年4回実施される交通安全運動での広報啓発活動を実施しています。このページは、多くの方に交通安全に対する興味をもっていただき、日々の交通安全に役立てていただきたいと思います。

交通安全情報

ゾーン30について

生活道路における歩行者等の安全な通行を確保することを目的として、区域(ゾーン)を定めて最高速度30キロメートル毎時の速度規制を実施するとともに、その他の安全対策を必要に応じて組み合わせ、ゾーン内における速度抑制や、ゾーン内を抜け道として通行する行為の抑制等を図る生活道路対策です。

長泉町交通指導員会

長泉町交通指導員会は、昭和42年に町長から委嘱された35名で発足し、平成29年に50周年を迎えました。平成2年からは、高齢者、園児、児童を対象とした交通安全教室等で交通指導を行う女性指導員の導入や平成8年の交通事故総量削減県民運動に対応した人員増強を図り、現在男性41名、女性9名の50人体制で活動を行っています。

交通指導員が旗を持ち、横断歩道を渡る人を安全に導いている写真

朝の街頭指導

主な活動は、通学路となっている町内20箇所の主要交差点での街頭指導、交通安全運動期間中の夜間街頭監視、町や自治会の各種行事における交通指導、女性指導員による小学生、町内各区の高齢者を対象とした交通安全教室の開催、高齢者宅への訪問活動、小学校での自転車の正しい乗り方の指導など、交通事故を防ぐ活動は多岐に渡ります。

夜間街頭監視

夜間街頭監視

長泉町では、新東名高速道路や東駿河湾環状道路の開通、都市計画道路の整備により町内を通過する車両が増加しています。また、マンション等の建設により町内人口の増加とともに通学児童も増え、交通指導員の役割は益々重要となってきます。 今後も、地域住民に対する交通安全の普及啓発活動や通学路における児童の保護誘導活動を通じ安全な歩行の習慣化を図るとともに正しい交通ルールを指導し、交通事故の防止活動に努めていきます。

交通指導員が黄色い旗を持ち、横断歩道を渡り登校する小学生を安全に見守っている写真

交通安全運動

春の全国交通安全運動

令和6年4月6日(土曜日)~令和6年4月15日(月曜日)の10日間

夏の交通安全県民運動

令和6年7月11日(木曜日)~令和6年7月20日(土曜日)の10日間

秋の全国交通安全運動

令和6年9月21日(土曜日)~令和6年9月30日(月曜日)の10日間

年末の交通安全県民運動

令和6年12月15日(日曜日)~令和6年12月31日(火曜日)の17日間

年末の交通安全運動2023
春の全国交通安全運動202305

長泉町内交通事故状況

長泉町は、国道246号や伊豆縦貫道などの主要な幹線道路が集中する交通の結節点となっており、道路の開通により交通量も大変多い地域となっています。
こうした状況の中で、交通事故を減らすには、町民一人ひとりが交通安全意識を高め、交通ルール・マナーを守ることが大切です。

現在、長泉町内の事故件数及び負傷者数は表のとおりです。

令和6年4月3日(水曜日)裾野警察署管内 交通事故状況(当年累計)
  件数(前年比) 死者(前年比) 負傷者(前年比)
長泉町 48件(-15件) 0件(-1件) 59件(-18件)
裾野市 33件(-35件) 0件(0件) 42件(-38件)

裾野警察署管内での車両相互の追突や出合い頭での交通事故が多く発生しています。特に車両相互の追突事故は73件となり大変多くなっています。

交通事故の減少に向け、更なる交通安全啓発活動や安全施設の整備などに取り組んでまいります。

令和5年交通事故発生件数
  事故件数 負傷者数 死者数
令和5年12月末現在 216件 274人 1人
前年同期との増減 +45件 +71人 +1人
過去7年の交通事故件数
  平成29年 平成30年 令和元年 令和2年 令和3年 令和4年 令和5年
事故件数 310 302 254 194 203 171 216
負傷者数 395 369 313 248 257 203 274
死者数 2 1 0 1 1 0 1

過去10年の交通事故状況

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交通安全施設

道路反射鏡(カーブミラー)

カーブミラーは、建物や壁等により見通しの悪い交差点や曲線部において、原則、自動車同士の直接目視確認が困難な場合に、事故防止を目的として設置するものです。

見通しがきかない交差点を通過する場合は徐行しなければなりませんが、道路反射鏡の設置により、遠方から車両が確認できるため、通過速度の上昇や一時停止違反を招くことがあります。そのため、歩行者や自転車の巻き込み事故の危険性があることから、設置については慎重に判断しています。

グリーンベルト設置基準

グリーンベルトは、長泉町内の児童の通学時における交通安全を保持するため、車道と路側帯を視聴覚的により明確に区分し、車両の速度を抑制させるとともに歩行者の安全確保を目的としています。

この記事に関するお問い合わせ先

地域防災課 

〒411-8668
静岡県駿東郡長泉町中土狩828
電話番号:055-989-5505 ファックス :055-989-5656
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