下水道について

更新日:2024年04月01日

下水道とは

下水道は、私たちが日常生活の中で使用した汚水を集めて浄化し、川や海に戻す施設です。 下水道に接続していない家庭の多くは、便所からの排水のみを処理する単独浄化槽であるため、下水道に接続することによって、台所やお風呂、洗濯の水を側溝などに流すことにより発生していた蚊や蝿、悪臭を防ぐことができ、その結果、 豊かな自然環境を守り、快適な生活環境を作ることができます。

整備状況

処理面積 470.1ヘクタール、処理区域内人口 32,676人
(平成31年4月1日現在)

  • 昭和62年度から着手した全体計画では、処理区域741ヘクタール、処理人口を37,700人となっています。

下水道普及率

75.5%
(平成31年4月1日現在)

  • 処理区域内人口(32,676人)÷全体計画地域内の行政人口(43,301人)

汚水の流れ

長泉町で排出された汚水は、沼津市原にある狩野川西部浄化センターへ運ばれます。
そこで浄化された水は、沼川に排出され、駿河湾に流れていきます。

受益者負担金制度

下水道施設は、公園や道路のように多くの人が無限に利用できるものとは異なり、処理区域という限られた地域の人々しか利用できません。すなわち、処理区域では下水道に各家庭の排水設備をつなぐことによって、個人や家族単位等で下水道の利益を受けることができます。そのため、下水道を利用できる人々とできない人々との公平を欠くことになります。そこで、下水道の利益を直接受ける処理区域の人々に建設費の一部を負担していただくのが「受益者負担金」の制度です。

下水道使用料の使い道

みなさまからいただいた下水道使用料は、終末処理場の運転、下水道管渠の清掃・補修など下水道施設の維持管理の費用に充てています。

供用開始区域とは

下水道を使用できる区域のこと。

供用開始区域内のご家庭は、下水道への切替をお願いします。
区域の確認は上下水道課までお越しください。

排水設備とは

みなさまの建物から排出される汚水を公共下水道に流すために、建物内の排水口から公共下水道の入り口である「公共ます」までをつなぐ設備のこと。

設置する工事費用は、みなさまに負担していただくものになります。

河川を汚染する原因の70%以上が、家庭から出る生活雑排水であるといわれています。 長泉町の豊かな自然環境を守るためにも下水道への切り替えにご協力ください。

この記事に関するお問い合わせ先

上下水道課 管理チーム

〒411-8668
静岡県駿東郡長泉町中土狩828
電話番号:055-989-5524 ファックス :055-989-5997
お問い合わせはこちらから