長泉町の“ふじのくに”のフロンティア(旧内陸のフロンティア)を拓く取組

更新日:2024年04月01日

町長挨拶

町長の写真

静岡県は、新東名高速道路開通により内陸部への発展の期待が高まる中、東日本大震災による津波対策の重要性の高まりを受け、沿岸部から内陸部への拠点施設の移転等よる「安全・安心で魅力ある県土“ふじのくに”の実現」を掲げた“ふじのくに”のフロンティアを拓く全体構想を提唱しています。

この中で、当町の新東名高速道路長泉沼津インターチェンジ周辺地域は、町の新たな活力を生み出す拠点地域としての発展の可能性の高い地域であり、今回の総合特区認定においても、三島市、函南町とともに、圏域を形成したうえで、「新東名長泉沼津インターチェンジ周辺物流関連産業集積事業」を掲げ、今後、ものの保管や運送のみならず、流通加工も含む高度な物流サービスを行う企業の集積を目指してまいります。

静岡県の総合特区「ふじのくに防災減災・地域成長モデル総合特区“ふじのくに”のフロンティアを拓く取組」の概要

新東名高速道路などを最大限に活用して内陸部に災害に強く魅力ある先進地域を築くとともに、都市部を防災・減災に対応した地域に再生し、内陸部と都市部の間の連携と相互補完作用により均衡ある発展を促す、“ふじのくに”のフロンティアを拓く取組を推進することで、南海トラフ巨大地震等の有事に備えた地域づくりモデル形成を目的としています。

取組では、防災・減災機能の充実と強化、有事に強い産業基盤の構築と生活環境の確保及び広域ネットワークの構築を図るため、先導的なモデルとなる地域づくりが、県内の11地域で実施されます。

「新東名高速道路長泉沼津インターチェンジ周辺物流関連産業集積事業」の概要

新東名長泉沼津インターチェンジ周辺に物流関連産業を集積させることにより、物流機能の強化を進め、より高度なサービスの提供と周辺企業の活性化を図るとともに、従来の地域資源である農産物と広域的な農産物を集め、食と農と物流をマッチングさせ、新たな産業の形態を見出すことで、地域の活性化を図るものです。

なお、当該地域は、想定される南海トラフの巨大地震による津波の被害は皆無であることから、進出企業と災害時における防災拠点機能の確保について、平時は物流関連産業の集積による新たな拠点の創出、災害時は緊急物資保留・輸送機能を確保活用し、災害時の広域的な防災拠点づくりを進めます。

事業対象区域図

長泉沼津インターチェンジ周辺物流関連産業等集積事業対象区域図の地図

ふじのくにフロンティア推進区域

静岡県では、防災・減災と地域成長を両立させた魅力ある地域づくりを実現するため、ふじのくにフロンティア推進区域を設置し、“ふじのくに”のフロンティアを拓く取組の静岡県全域への拡大に向け市町の取組や事業の具体化を強化しており、当町の「長泉沼津インターチェンジ周辺物流関連産業等集積区域」がふじのくにフロンティア推進区域として指定されております。

ふじのくにフロンティア推進区域に指定された区域には、通常の企業立地に関する助成制度に加え、補助率及び限度額の引上げや設備投資等を行う中小企業への貸付に対する利子補給など、県の重点的な支援が行われます。

内陸フロンティア推進区域の範囲の地図

推進区域の範囲

参考資料

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静岡県駿東郡長泉町中土狩828
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