介護保険3施設（介護老人福祉施設、介護老人保健施設、介護療養型医療施設）で提供される、それぞれの機能に応じたサービスです。
 その種類と詳細については次のとおりです。

1. 介護老人福祉施設（特別養護老人ホーム）
    寝たきりや認知症などで常時介護が必要で、自宅での介護が困難な方が入所し、食事、入浴、排泄などの日常生活に必要な介護や療養上の世話が受けられます。
2. 介護老人保健施設（老人保健施設）
    病状が安定している方に対し、看護、医学的な管理のもとでの介護や機能訓練、その他必要な医療、日常生活上の世話を行うことを目的とした施設です。在宅生活への復帰を支援します。
3. 介護療養型医療施設（療養型病床群等）
    急性期の治療が終わり、療養や介護が必要な場合に入所し、療養上の管理、看護、医学的な管理下の介護や機能訓練などの必要な医療が受けられます。

(注意)

• 要支援認定の方は、要介護状態の発生を予防する観点から、これらの施設サービスは利用できません。
• 1．については、2015年4月からは、原則要介護3以上の認定を受けた方のみ利用ができます。要介護1または要介護2の認定を受けた方で、居宅において日常生活を営むことが困難なことについてやむを得ない事由がある場合は、特例的に入所が認められます。