毎月1日と15日にみなさんの家に届く「広報ながいずみ」を読んだことはありますか?町で生活するみなさんが、知っていると得をする情報、知らなければ損をしてしまう情報などを届けるのが広報ながいずみです。広報紙がどうやって作られるか、紹介します。
役場からのお知らせを集める
必要な情報を、必要なときにお知らせするために、広報担当者は、情報を集めなければなりません。
役場の職員から、みなさんにお知らせしたい情報をもらい、どんなふうにお知らせしたら皆さんにわかりやすい内容になるか相談します。役場からのお知らせは、法律が関係することばかりで、どうしても難しくなってしまいます。 だれでも理解しやすいように、できるだけやさしい言葉をつかって書くようにすることがポイントです。
取材
広報ながいずみには、毎月のイベントなどの様子を写真と文章で紹介する「マイタウン」というコーナーがあります。マイタウンの記事を書くためには、取材に出かけます。持っていくものは、カメラとメモ帳。腕には「広報ながいずみ」と書かれた腕章をしています。
みなさんの学校にも行くことがあるので、インタビューをお願いしたら、ぜひ協力してください。
記事を書く
取材から帰ってきたら、見たこと、聞いたことを記事にまとめます。写真を選ぶ作業もひと苦労です。 一度の取材でとる写真は、数十枚 のこともあれば、1000枚を超えることもあります。その中から、一番うまくとれた写真を選びます。
レイアウトをする
パソコンを使って、広報ながいずみのページをデザインしていきます。どのページに何の情報をのせるか、写真の大きさはどうするか、どうすれば読みやすくなるか、考えながら作ります。
校正作業
レイアウトができたら、印刷会社にお願いして、紙に印刷してもらいます。でも、これでできあがりではありません。「校正」という作業が待っています。校正は、間違っているところはないか確認する、大切な作業です。
校正は3回あります。広報ながいずみは、たくさんの人に町の情報をお届けする、重要な印刷物です。 間違いがあってはいけませんので、念入りにチェックします。内容に間違いはないか、漢字は正しいか、丁寧に確認する、とても根気のいる作業です。
広報紙が完成!
校正が終われば、あとは広報紙が印刷されるのを待つだけです。印刷された広報紙をチェックして、印刷ミスがないか、ページが抜けていないかを確認します。
無事にチェックが終わったら、広報ながいずみの完成です。
完成した広報ながいずみは自治会を通じて皆さんの家に届きます。
また、町の公共施設やスーパー、コンビニでも手に取ることができます。