非核平和都市宣言10周年記念事業 「被爆アオギリ二世の苗木」植樹式

更新日:2024年04月01日

副町長、教育長、代表生徒2名が苗木を植樹

長泉町は、核兵器の廃絶と世界平和の実現に貢献するため平成18年9月6日に「非核平和都市」を宣言しました。

平成28年度、長泉町が非核平和都市宣言を行ってから10周年を迎えたことから、その記念として、よりいっそう町民の皆さまに平和への思いを共有する機会を提供するため、被爆アオギリ二世の苗木を健康公園内に植樹しました。

植樹日時

平成29年3月8日(水曜日)

植樹場所

健康公園ニコニコ広場

植樹参加者

副町長(代理)、教育長、長泉中学校教頭(代理)、北中学校長、平成27・28年度広島市への中学生代表派遣事業参加生徒16人

被爆アオギリ二世

昭和20年(1945年)8月6日、爆心地から北東へ約1.3キロメートルにあった旧広島通信局の中庭で被爆したアオギリは、爆心地側の幹半分が熱線と爆風により焼けてえぐられましたが、樹皮が傷跡を包むようにして生長を続け、焦土の中で青々と芽を吹きました。

その後アオギリは昭和48年(1973年)に平和記念公園に移植されましたが、平和を愛する心、命あるものを大切にする心を後世に継承するため、この被爆アオギリが実らせた種を発芽させて育て、生長した苗木を「被爆アオギリ二世」と名付けています。

被爆アオギリ二世の成長記録

植樹直後の苗木、長さは60センチ程度

植樹直後のアオギリ。

幹が太くなり、青々とした葉っぱがでてきたアオギリ

幹が太くなり、青々とした葉っぱがでてきました。(植樹から約5カ月後)

さらに大きな葉っぱをつけたアオギリ

大きな葉っぱを付け、順調に成長しています。(植樹から約8カ月後)

葉っぱが落ち、幹だけになったアオギリ

葉っぱが落ちてしまいましたが、幹は太くしっかりしています。(植樹から約1年後)

青々とした葉っぱをつけたアオギリ

立派に成長しています。(植樹から約1年5カ月後)

青々とした葉っぱをつけたアオギリ

高さ約4メートルになりました。(植樹から5年4カ月後)

被爆アオギリ二世

きれいな花を咲かせました(植樹から6年3カ月後)

令和5年6月29日現在

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