長泉町地下式消火栓使用について

更新日:2024年04月01日

地下式消火栓の蓋

長泉町の地下式消火栓には、丸型、角型、新型(丸型)の3種類があり、蓋の周囲には目立つように黄色で縁取りをしてあります。

火災時に使用できるよう、車両の駐停車には注意してください。

地下式消火栓の蓋(丸型)の写真

丸型

地下式消火栓の蓋(角型)の写真

角型

地下式消火栓の蓋の新型(丸型)の写真

新型(丸型)

ホース格納箱(消火栓BOX)

ホース格納箱の中にはホース2本(1本20メートル)、消火栓ハンドル1本、筒先1本、消火器(10型)1本が格納されていて、 火災時の初期消火等に対応できるようになっています。

緊急時にすばやい対応ができるよう、使用方法を確認してください。

ホース格納箱の写真

ホース格納箱

ホース格納箱の中の写真

ホース格納箱の中

消火器やホース、筒先、消火栓ハンドルの写真

ホース格納箱の中

地下式消火栓の蓋の開け方(丸型・角型)

  1. 消火栓ハンドルの先をバール穴に差し込んで、テコの原理で蓋を浮かせ横にスライドさせます。

注意点

  • 蓋は非常に重いので足や手を挟まないようにスライドさせてください。
    皮手袋等を使用するのが良いでしょう。
  • 蓋を開けた際、人が地下式消火栓の穴に転落する恐れがあります。
    必ず2人以上で作業を行うようにしてください。
男性の消防員の方が地下式消火栓の蓋の開けている写真
男性の消防員の方が地下式消火栓の蓋の開けている写真

地下式消火栓の蓋の開け方(新型)

  1. 専用の消火栓ハンドルの先をバール穴に差し込んで90度回転させ、黄色の塗装が上向きになるようにします。
  2. 消火栓ハンドルを鉄枠に掛けてテコの原理で蓋を持ち上げます。
  3. 持ち上がった蓋を消火栓ハンドルを使って手前に引き上げます。
  4. 引き上げた蓋を180度回転させます。
専用の消火栓ハンドルの写真
専用の消火栓ハンドルの先(黄色の塗装をしてあります)をバール穴に差し込んでいる写真
専用の消火栓ハンドルの先(黄色の塗装をしてあります)をバール穴に差し込んで、90度回転させいている写真
消火栓ハンドルを鉄枠に掛けてテコの原理で蓋を持ち上げている写真
消火栓ハンドルを鉄枠に掛けてテコの原理で蓋を持ち上げている写真
消火栓ハンドルを鉄枠に掛けてテコの原理で蓋を持ち上げている写真
引き上げた蓋を180度回転さている写真
引き上げた蓋を180度回転さている写真

地下式消火栓の中

地下式消火栓の中の写真

蓋を開けると水が出る口(差し口金具)と消火栓ハンドル差し込み口(開閉弁)があります。

ホース延長・接続

蓋の前にホースを準備しておいてある写真
  1. 蓋を開けたら、次はホースを延長します。ホース格納箱の中に2本ホースが格納されているので、火災現場までの距離で必要本数を使用します。 消防のホースは2重巻きという巻き方をしています。
    ホースをホース格納箱から出したら写真のようにホースを立てて延ばして行きます。
男性の消防員がホースを延長している写真
延長したホースの写真
  1. ホースを立てたら、下側になっているホースを右足で踏んで、上側の金具を下から持ち、そこからボーリングの様に前方へ転がすように延ばしてください。
    注意点:前方に転がすように延ばすのですが、ホースを持ち振り上げるように延ばすと金具が頭に当たる可能性があるので、しっかり前方に転がしましょう。 ヘルメット着用が望ましいです。
  2. ホースの接続方法は差し口金具を足で踏み、口を上に向け受け口金具を接続します。
    注意点:ホース接続は「カチッ」と音がするのを確認し、ホースを一度手前に引きしっかり接続されているか確認しましょう。 接続が不充分だと通水した際、接続箇所が外れてしまいます。 
男性の消防員がホース接続を確認している写真
男性の消防員がホース接続を確認している写真

筒先の接続

男性の消防員が筒先の接続をしている写真
男性の消防員が筒先の接続をしている写真

地下式消火栓への接続

地下式消火栓への接続をしている写真

消火栓の水が出る口に直接ホースの受け口金具を接続します。この時も接続の確認を必ずしましょう。

水出し

水出しをしている写真

全ての接続が完了したら、消火栓ハンドルを差し込み口にあわせゆっくり時計の逆回りに開放していきます。

注意点

ハンドルはゆっくり回してください、水圧が急にかかると筒先を持っている人が振り飛ばされて非常に危険です。

またハンドルを回す際、顔や体をハンドルの上空にもっていかないようにしましょう。何かの拍子にハンドルがはずれて、回している人を直撃するかもしれません。

放水姿勢

男性の消防員が放水姿勢をしている写真

体を前傾にして両手で筒先を保持しましょう。

ホースの外し方

放水している消火栓の水を止めます。消火栓ハンドルを差し込み口にあわせゆっくり時計回りに回転させます。
ホースを接続してある口の下に取り外し用の金具(つめ)が2つあります。その2つの金具(つめ)を上げてホースを引くとホースが外れます。

男性の消防員がホースの外している写真
男性の消防員がホースの外している手元の写真

地下式消火栓の蓋の閉め方

丸型と角型の消火栓は、消火栓ハンドルの先をバール穴に差し込んで蓋枠に収まる様に引きずります。

注意点

角型の消火栓は枠の中に蓋が落ちることがあります。蓋枠に合わせて引きずってください。
新型・丸型の消火栓は、専用の消火栓ハンドルの先をバール穴に差し込んで180度回転させます。
蓋の手前を足で押し込む様に閉めます。

男性の消防員が地下式消火栓の蓋を閉めている写真

蓋の閉め方(丸型・角型)

男性の消防員が地下式消火栓の蓋を閉めている写真

蓋の閉め方(丸型・角型)

地下式消火栓の蓋を閉めている写真

蓋の閉め方(新型)

地下式消火栓の蓋を閉めている写真

蓋の閉め方(新型)

その他

  • 平常時は訓練以外の使用は禁止です。
  • 訓練で使用する際は上下水道課への届出が必要になります。(簡易水道は除く)

この記事に関するお問い合わせ先

地域防災課 

〒411-8668
静岡県駿東郡長泉町中土狩828
電話番号:055-989-5505 ファックス :055-989-5656
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